事例紹介

太陽“集”光システムが、クリーンエネルギー促進のブレイクスルーになるか!?

化石燃料に依存するしかなかった重化学工業のエネルギー。それが、太陽光に置き換わるかもしれない未来が見えてきた。今後のさらなるクリーンエネルギー促進へ、ブレイクスルーになる可能性があるので注目したい!

ビル・ゲイツ氏も出資する
太陽“集”光システム

重化学工業のエネルギーが太陽光に置き換わるかもしれない。セメント、鉄鋼、石油化学など加工時に高温を必要とする産業は太陽光では熱源が足らず、化石燃料に依存するしかなかった。

しかし米Heliogen(ヘリオジェン)社が開発する太陽光システムは、太陽光を集光することで初めて1000度以上の高温を実現。同社にはビル・ゲイツ氏なども支援しており、今後のさらなるクリーンエネルギー促進へブレイクスルーになる可能性がある。


文/Yukinobu Kato

RE JOURNAL vol.2(2019-20年冬号)より転載

関連記事

アクセスランキング

  1. 日本の風力発電はどう変わる? 世界有数の風力メーカー・GEが描く未来
  2. 500kW以上の太陽光は入札制に移行、出力制御の対象は500kW未満まで拡大
  3. 15歳の少女が始めた「気候変動に対する抗議活動」。今や全世界規模に発展!...
  4. 国内外風車メーカーの提携が活発化! 日本市場での本格展開へ
  5. 系統柔軟性―― そこに蓄電池は必要か? 系統問題の第一人者に聞く!
  6. ビジネスシーンは再エネ100%へ! 電力需要家が牽引する脱炭素社会
  7. 目標達成が30社超!? 世界のRE100の現在地を知ろう!
  8. 太陽光マーケットは、発電側基本料金の導入と廃棄費用積立の義務化へ
  9. 日本の再エネ、伸びしろは風力にあり? 環境整備による飛躍的成長が期待される...
  10. 経済アナリスト・森永卓郎氏に訊く! 「再エネ投資は社会を豊かにする」か?...

フリーマガジン

「RE JOURNAL」

vol.02 / ¥1,000
2019年12月26日発売