太陽光ビジネス

【脱炭素インタビュー】株式会社アイ・グリッド・ソリューションズ

“2050年カーボン・ニュートラル宣言”により、その勢いを増した脱炭素化。脱炭素化に向けた企業を、株式会社アイ・グリッド・ソリューションズの代表取締役社長・秋田智一氏に聞いた。

――脱炭素化に向けた取り組みと、今後のアプローチについてお聞かせください。

私どもアイ・グリッド・ソリューションズでは、エネルギーの「減らす・創る・繋ぐ・活かす」を軸に事業を展開し、脱炭素化に取り組む企業様のご支援を行っています。

省エネ行動を促進するエネルギーマネジメントシステム「エナッジ」では電力使用量を削減し、「オフグリッド電力供給サービス」では自家消費型の太陽光発電システムを設置して、クリーンな電気をご利用いただいています。

「オフグリッド電力サービス」は、投資費用なしで施設屋根に自家消費型太陽光発電設備を導入し、そこで発電した電力を施設に直接供給できるサービスです。CO2排出量と電力コストを同時に削減でき、緊急時や災害時には太陽光で発電している電気を使用できる点も特徴です。

スーパー、物流倉庫、ホームセンター、ドラッグストア、工場などが主たる対象ユーザーなのですが、簡易計算でも4,200MWの巨大な導入ポテンシャルがあると考えています。

2017年にサービス提供を開始し、2021年6月時点で全国に208ヶ所、合計42MW以上の導入実績があり、2021年中に国内の流通サービス500施設、累計100MWの導入を目指しています。

また、2021年1月より、一般家庭向けにCO2フリーな電力を供給する「スマ電CO2ゼロ」のサービス提供を開始しました。

これは、太陽光発電で作られた「余剰電力」と「再エネ指定の非化石証書」とを組み合わせて、実質的に再エネ比率100%かつCO2排出量ゼロとなる非FIT電力を供給するというものです。こちらは2021年中に1万件の導入を目指しています。

法人からご家庭まで、再生可能エネルギーの提供サービスをワンストップでできる企業として事業活動を積極的に行い、誰もが当たり前にクリーンエネルギーを利用できるよう、普及活動に努めていきたいと考えております。

PROFILE

株式会社アイ・グリッド・ソリューションズ
代表取締役社長

秋田智一氏

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